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710年に都が作られ、国宝や世界遺産となる神社・仏閣が数多く建てられた奈良。またそれ以前からも宗教や文化は発展しており、古代日本の歴史をひも解く上で、重要な場所として数えられています。

奈良の主要エリアを紹介

北部(奈良市街・大和西大寺・西ノ京)

奈良の旅行でまず訪れてたいのが、奈良市街のある北部。有名スポットや宿泊施設が数多くあり、常に国内外の観光客で賑わっています。その中心地である近鉄奈良駅の目の前には、くまなく散策すると軽く1日を費やしてしまうほど広大な「奈良公園」があり、美しいグリーンの芝生や風情ある小道、可愛らしいお堂、深い森などが広がっています。奈良公園の中には、大仏様でお馴染みの「東大寺」や、五重塔で知られる「興福寺」、世界遺産となっている「春日大社」など、世界を代表する文化的遺産があちらこちらに点在しています。
奈良市街から二駅、近鉄電車で大阪方面に行くと大和西大寺駅があります。ここには東大寺に対して設立された「西大寺」があり、金剛四天王像が安置されていることでも知られています。また大和西大寺駅から10分程度歩くと、これまた世界遺産の「平城宮跡」が。まさに1300年前に都があった場所で、ここで時間を過ごしていると遥か昔の栄華が想像でき、感慨深い気分にさせられます。
そんな大和西大寺から南に向かって二駅行くと西ノ京駅に到着します。ここにはかの有名な鑑真が創立した「唐招提寺」と、天武天皇が創立した「薬師寺」があります。両方とも東大寺や春日大社と比べるとそれほど大きなものではありませんが、神社・仏閣ファンに特別愛される由緒あるお寺です。この唐招提寺と薬師寺は徒歩10分程度しか離れていないので、一度に見て回る人がほとんど。市街の町並みとはまた違った、奈良のゆったりとした空気を感じることができます。

西部(斑鳩)

奈良市街から約1時間程度電車に揺られると、奈良県中部の西側、斑鳩町に到着します。田園風景が広がるこの場所では、奈良盆地を囲む山々が見渡せ、日本の原風景を感じることができます。3日以上滞在する場合には、是非この辺りにも足を運んでみましょう。
斑鳩地区で最も有名なスポットといえばやはり法隆寺。聖徳太子が創立した寺院とされており、世界最古の木造建築物として世界遺産にも認定されています。周囲の田園風景に浮かび上がる法隆寺の五重塔の姿は大変美しいので、散策ついでに少し歩いて遠くからも眺めてみたいものです。
また斑鳩には、法隆寺と並び太子御建立七カ寺として数えられる「中宮寺」「法起寺」もあります。中宮寺は塔と金堂の配置が法隆寺の真逆であることでも有名で、法隆寺は僧寺、中宮寺は尼寺として当初から計画されていたと考えられています。「法起寺」も別名岡本尼寺、池後尼寺とも呼ばれる尼寺で、622 年~638年に創立されたと伝えられる歴史あるお寺です。この法隆寺、中宮寺、法起寺は歩いて30分ほどで巡れる位置にあり、斑鳩の風景を楽しみつつ散歩気分で回るのが人気のようです。

中部・東部(明日香・三輪・橿原)

奈良市街から電車やバスで約1時間ほど南に進むと奈良県の中部に到着します。この辺りは、古墳や遺跡、宮殿跡といったスポットが多く、お寺が並ぶ奈良市街とまた違った魅力に溢れています。とはいえ、有名な神社・仏閣も沢山あります。はじめての奈良旅行でこの辺りに足を伸ばす方は、なかなかの旅の達人。味わい深い奈良県探訪となるでしょう。
この地域でまず注目していただきたいのが、蘇我馬子の墓であったとされる「石舞台古墳」。森と平原が広がる牧歌的な風景の中にドスンと積み上げられた巨石がなかなかの迫力で、日本最大級の石室古墳と言われています。
美しい前方後円墳は奈良市内にもたくさんありますが、この石舞台古墳の力強さはまるで別物。奈良時代よりも古い、飛鳥時代の原始的なエネルギーが感じられます。ちなみに石舞台古墳の近くには電車の駅がないため、車での訪問がオススメです。
奈良市街からの電車での移動であれば「大神神社」(別名、三輪神社)がオススメ。大和朝廷創始から存在するとされており、日本最古の神社とも言われています。神社の裏手にそびえる三輪山をご神体としており、辺りには山の澄んだ空気が流れているよう。トレッキング気分で参拝すれば、なんだか身も心も軽やかに。
奈良県中部で大神神社以上に訪れやすく人気を集めているのが「橿原神宮」。初代天皇とされる神武天皇が祀られていますが、創建は意外と新しく1890年。周囲の公園も綺麗に整備されており、奈良の他の神社では味わえない華々しい雰囲気が感じられます。反対に、渋さを好む神社・仏閣ファンは少々物足りなさを感じるかも知れません。

南部(吉野山地)

電車で訪れて登山やトレッキングを楽しむか、車で訪れてキャンプや観光を楽しむかの2つの楽しみ方に別れる吉野地方。まず登山を楽しむなら、山岳信仰の修行のために使われた「大峰山脈」がお勧めです。近畿最高峰の八径ヶ岳や、未だに女人禁制の山上ヶ岳などがあり、一歩足を踏み入れるだけで何千年も変わらない吉野の雄大さを感じることができます。
標高1694mで、日本百景にも選ばれている高原「大台ケ原」はトレッキングにはピッタリのスポットです。いくつかの山の頂上が連なり、それぞれが平坦なことから偶然でき上がったこの高原は、世界的に見ても雨の多い場所とされており、運悪く雨の中を歩くことになるかもしれません。しかしその降雨量のせいでニホンジカ、コマドリ、コノハズクなどの珍しい動物が生息しており、運が良ければ出会えるチャンスもあります。

車での旅であれば是非訪れたいのが、「谷瀬の吊り橋」と世界遺産の「熊野古道」。谷瀬の吊り橋は、吉野郡十津川村にある日本最長の吊り橋で、高さも297 メートルと高所恐怖症の方にとっては地獄のようなスポット。戻ることも進むこともでずに右往左往している人たちが入り口付近に溢れる刺激的な名所です。吉野旅行の土産話になると思いますので、勇気を振り絞って渡ってみましょう。

熊野古道は、古事記や日本書紀などにも登場し、世界遺産にも認定されている山林の街道。その全てを歩くのはかなりの装備が必要なため、車で途中まで行き、2~3キロ歩いて戻って来る程度でも、苔の蒸す石畳や深い山の緑から、1300年を越える奈良の歴史をふんだんに含んだ空気が堪能できます。